1991-04-23 第120回国会 参議院 農林水産委員会 第9号
生産費の実態と申し上げましても、ただいま申し上げたように野菜が幾らで果実が幾らといった形での一本では算出しておりませんので、例示的に申し上げるということにとどまらざるを得ないわけでございますが、最新の平成元年産のデータで、十アール当たりの第二次生産費をキログラム当たりで幾つかわかりやすくとらえますと、例えばでございますが、冬どりの大根が一キロ当たりで二十八円、冬どりのキャベツでキロ三十六円、それから普通温州
生産費の実態と申し上げましても、ただいま申し上げたように野菜が幾らで果実が幾らといった形での一本では算出しておりませんので、例示的に申し上げるということにとどまらざるを得ないわけでございますが、最新の平成元年産のデータで、十アール当たりの第二次生産費をキログラム当たりで幾つかわかりやすくとらえますと、例えばでございますが、冬どりの大根が一キロ当たりで二十八円、冬どりのキャベツでキロ三十六円、それから普通温州
こういった状態は需給、消費の動向から判断してみて、一過性のものではなくて構造的に発生した、このように厳しく分析しておりまして、大分県の方でも、在来品種の普通温州を完全に淘汰する、二つ目に極わせ、高糖系品種に切りかえる、三つ目は落葉果樹や他の作物に転換し温州ミカンの面積を削減する、こういったことを決めて、基本に忠実に抜本的な果樹振興対策を実施することにしておるようでございます。
これもわせから普通温州にかわるといったようなところでございます。
ただ、普通温州の方はまだ、被害の態様によりましては、いわゆる摘果を強めることによりまして、もう少し小玉化を防ぐことも可能でございますので、県とこの辺を十分指導しまして、少なくも市場に生果として販売できるようなまでの果実に育てるという指導をいたしてまいりたい、こう考えております。
さらに、降灰被害の調査をおやりになっていると思いますが、わせ温州とか普通温州とか普通ナツミカン、ポンカンとかアマナツとか雑柑、小ミカン、あるいはビワ、これは特に桜島町ですね、こういう中でことしの九月現在の被害数量は一万二千七百二十トンの被害です。金にして十億二千百三十六万というふうに地元では計算をしているわけであります。
○澤邊説明員 本年の温州ミカンの品質問題についてのお尋ねでございますが、御指摘ございましたように、本年は冬季の寒波による落葉から、さらに春先の降雨、低温、日照不足ということで例年になく異常天候で生育期を迎え、全般的に植生育がおくれたということもございまして、開花期になってもそのような天候は十分回復しなかったということもございまして、平年に比べましてわせ温州で三日ないし七日の開花期のおくれ、普通温州で
普通温州は平年ですと五月十三日で、ことし、五十一年は五月の十七日、こういうふうにおくれておりまして、開花期間も、わせが平年では二十日間であるのが五十一年は二十二日でございました。また普通温州は十五日だったのがことしは十八日と、こういうように延びております。
ということは逆に言いますと、総新植も減っておりますし、現在農用地開発その他で行なっているのも普通温州ミカンの新植というのは非常に減っていると、こういうふうな事態にあるわけでございます。
さらに鹿児島市の東桜島町に若干の被害があるということでございまして、果樹の中では、わせ温州ミカン、それから普通温州ミカン、それからポンカンはそれよりはだいぶん被害は少ないという報告を県から受け取っております。
具体的には、たとえば温州ミカンにつきましては、わせ温州と普通温州に分けるというようなことを考えておるわけでございます。ただ、その際に、果樹の種類によりましては、これはあまり微細に分けますと、そのものにつきまして危険分散の可能性がなくなるというところまで細分化するわけにはまいらぬわけでございま了。
また、オレンジと温州ミカンとの競争力いかんということが、今後の新しく課せられたる課題でございますが、われわれといたしまして、普通温州ミカンには温州ミカンの強い需要というものが十分にあるということと、またアメリカ側のほうから見ますと、日本の温州ミカンが非常にまあ食べ方が簡単であるというようなことで、逆にアメリカでは日本の温州ミカンに対する恐怖感といいますか、ああいうものがあまり大量にアメリカに入ってくると
○政府委員(小暮光美君) 対象果樹をさらに品種あるいは栽培方法を細分するということは、この試験の期間から一つの検討課題になっておりますが、たとえば温州ミカンをわせ温州と普通温州に分けて試験をやってまいりました。また、そのほかにリンゴの場合では、かなりこまかく一類、二類、三類、四類、五類というものを初め事務的にはつくりました。
十アール当たりの保険金額は、普通温州ミカンで試算をいたしますと、十万一千四百円でございます。それで、保険の損害補てんの方式として、五割以上の被害について補てんする場合と三割以上の被害について補てんをする場合と、両建てで考えておりますが、五割以上の被害をてん補する場合は、最高で保険料が十アール当たり六千六百九十二円、最低で千二百十七円、平均で二千七百三十八円でございます。